「なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか?~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術」を読んだ

2018年2冊目

2年前くらいから名前は聞いていたが実践した事がないタスクシュートを今年は導入してみようと思い、実践している方の本を読んでみた。
全体を通して精神的に頑張る、気合を入れるという事と対極の方向で進み、具体的、現実的にどうやってタスクを消化していくか?という内容に文字を割いているのでわかりやすい。早速仕事にも取り入れて見ている。

時間を徹底的に失っている典型が「抱え込み型」というタイプの人たちです。 人は「緊張が高まりすぎると、行動を起こせなくなる」 不安を鎮めるには、仕事をするしかありません。

こういう内容は頭ではわかっているが、そうだようなーと共感しかなかった。実際は少しでも仕事をしないと進まないが、進まない理由をあーだこーだ考えて、結局仕事を進めていない状態が実際にある。

タスクシュート式では「優先順位づけ」というものをやりません。 「仕事は、やった順にしか終わらない」からです。 どんなに厳密に優先順位をつけても、その順番でやらなければ(できなければ)、 結局優先順位を裏切っていることにしかなりません。

これは目からウロコだった。やった順にしか終わらない。優先順位というよりは、何から何まで今日という時間で終わらせるか?という事にフォーカスをあてる必要がある。今までは優先順位付けをして終わっていたが、実際は全てのタスクに予定工数を入れ、今日どこまで進められるのかを逆算する必要がある。

ではどうしたらいいか? 1日の時間のシミュレートをすることです。 そして、そのシミュレーションの記録を残すことです。 事前にできることと言えば、それしかありません。 「ムダなく、残業しないように時間を使うとすれば、こうだ」というプランをまず持つことです。 これなくして「何がムダに当たるのか?」を事前に知ることは不可能です。 「ムダがないと自分が思うプラン」を見てはじめて、「同僚からの頼みごとを聞くのは、 たとえ必要であっても、ものすごい残業時間につながる」ということを思い知るのです。```

年末に読んだ、「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」にも同様の事が書いてあり、 タスク管理、時間管理の人たちは仕事のリズムをとても大事にしているように思う。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

共通しているのは、のっている状態を作るために、中断の少ない時間(両者とも朝)に、何よりも先に仕事を進める。という方法。 会社に来てからではなく、仕事を始まる前から電車でも頭の中で段取りを行い、会社に到着した瞬間から勝負をかけるという内容。
(メールや他作業はしないで、進めるべきものだけを朝の集中出来る時間帯に進めてしまう)

この流れは早速年明けから実践していて、自分にはあっているスタイルだと思うので続けていきたい。

とても面白く実践できそうな知恵が多くあるので、2018年はTaskChouteを使っていく。

なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか?