仕事が4倍速くなる世界標準のチーム戦術を読んだ

2018年15冊目スクラム

 

スクラムとは

リズムを大切にして、チーム全員が報告する責任を持つ進め方

 

スクラムラグビーボールでチームが協力してボールを運んで行く事

 

サザーランドの本ということで全体的にエモさはある。幸せという言葉が出てきたときはびっくりしたが、幸福度はベロシティに時間差で現れるというのは納得した。仕事とプライベートと分けるよりも同じとして考える方が自分には合う。

 

p24

意味のない仕事に人生を費やす人がいてはいけない

ビジネスとしてダメなだけでなく、その人の心をダメにしてしまう

人の心を扱うのは他の本ではなかった。

 

p26

アジャイル開発宣言

つぎの4点に価値を置く

プロセスやツールよりも個人との対話

包括的なドキュメントよりも動くソフトウェア

契約交渉よりも顧客との協調

そして計画に従うことよりも変化への対応

 

p37

この本の目的

人がもっとも効果的にベストな仕事をするための本質的な方法を探り、なぜ仕事の計画や見積もりがうまくいかないのか、残業が増えるとなぜプラジェクトはさらに遅れるのかといった事を明らかにして行く。

 

どの本にも出てくる原著論文

新たな新製品開発競争

The New New Product Development Game

 

p54

紙飛行機のワーク

サイクルを3回繰り返すとスピードは2倍から3倍 実は少なくとも2倍向上する

 

p58

仕事は喜びの表現であり、より高い目標に向かって進むべき。不可能ではない。ただそれには練習がいる。こういう考えはサザーランドだからなのか。とても人間的な側面から物事を進める印象を持つ。

 

p67

戦略としての最終目標を決めるのは経営陣の責任だが、どうやってその目標を達成するかを決めるのはチームの仕事

 

p83

スクラムマスターの発生理由

そして役割

各スプリントの最後に、

メンバー間のやりとり、業務、プラセスについてチームで見直す

プロジェクトの進め方で変えられるところはないか

仕事を進める上でどこが一番の難関だろう

この2点に答えが出せれば、チームのスピードは上がる

p116

マルチタスクのスピード変化は面白い

ワインバーグの著書

システム思考法 ソフトウェア文化を創るが参考に上がっているので読んでみたい

 

p135

自我消耗

何かを選択し決断する行為は消耗する 

 

p156

絶望的に見積もるのが苦手

相対サイズを使う

ドッグポイント

フィボナッチ数列

 

p175

ストーリー

エピック

クイックのスクラムマスターとして、スクラムの意義やり方を伝える必要がある。なぜならプロジェクトを動かすチーム自ら可視化し、課題を解決するチームを作るためだ。

INVESTの法則

ストーリーはこの基準に沿って進める

 

p197

振り返りで幸福度を測る

4つの質問は目から鱗

幸福度とベロシティは数週間遅れで同じ動きをする

p199

優れたチームを作る要素

これは必ず念頭に置きたい

主体性

スキルアップ

目的意識

具体的な表現として、

自分の運命を自分でコントロールできること

何かについて自分が上達しているという実感

そして自分よりも大きな何かに力を尽くしているという感覚

 

p291

スクラムはゴールを設定し、系統立てて、一歩一歩達成に近づいていく。さらに大事なのは何がゴールの達成を阻んでいるのかを見つけ出す点。