SCRUM BOOT CAMP THE BOOK を読んだ

2018年12冊目

 

スクラム開発をチームで進めるにあたり起こりそうなストーリーが説明とイラスト漫画で解説するのでスラスラ読めた。今は2周目。

 

スポーツで言う戦術、フォーメーションとしてチームでプロジェクトを進めるノウハウを求めて読み始めた。短いスパンの振り返りを繰り返しながら、細かな修正をかけて行くスタイルは自分のチームとあっているように感じる。結局見積もっても実績との乖離を可視化するすべがなく、1日1日遅れが積み重なって行くのであれば、一つのスプリント毎に遅れや進みが見えるのであれば都度リカバーできる。

 

理解は容易で習得が難しいと言われるのはこのあたりだろう。なんとなく出来そうに感じてしまうが継続してやり続けるにはスクラムマスターのような人が慣れるまでは声を出していかないといけない。

慣れてきたらスクラムマスターが自身をクビにして自立、自律したチームが残る。これを繰り返していくと社内にスクラム文化が残る。こういう役割を担っていかなくてはと思った一冊。

 

読んでいて疑問に思った点。

解決したら追記していく予定。

1点目

要件をまとめたバックログの項目と、バックログからブレークダウンした、バックログタスクの予定工数がポイントや作業量での相対見積もりとなる。この時のポイント粒度をどうやって揃えるか。

同じポイントを使うのであれば、2時間単位の小さなポイントと、5人日のポイントの粒度を合わせる必要がある。

要件から作成したバックログタスクは1週間が望ましいようだが、ブレークダウンしたタスクは2時間1ポイントくらいの粒度で運用したい。

2点目

バックログタスクで大きく工数やプロジェクトの予定納期をガントチャートで線引きして、毎回のスプリントレビューでリリース日をプロダクトオーナーが変更調整し続けるということで良いのか?

毎回見える化しているから、逆に楽なのか?作業量は大きくふえそうなきがするが。

 

3点目

マークアップやフロント、バックエンドのメンバーが同時にタスクを着手する場合細かく刻んだタスクを各職種毎に対応すると思うが、大元のタスクをどうやって切っておくのか?

切り方が重要な気がする。実際の運用レベルでのタスク切り分けを知りたい。他本を漁る。