縮小ニッポンの衝撃を読んだ

2018年1冊目

NHKで放送された頃に Twitter でも話題になっていた内容だったので本で読んでみた。
今後起こる豊島区の人口減には驚いた。確かに池袋に通勤で通う事はあったけど、家族で住みたいと考えた事はなかった。
同じような結果がデータとしても出ており、単身者の移住は増えるが子育て世帯の流入はなく、今後の福祉関連の費用が増えるという予想にも納得がいく。

豊島区、夕張市、島根、東京全体という話の流れも読みやすく、東京圏一極集中の今後の話には暗くなる場面も多かったが、 2025年以降の話がより現実的に知る事が出来た。
日本の田舎に行った時に感じるインフラが整備されすぎている状況がいつも不思議だなと思っていたけど、
感覚に間違いはなかったみたい。フィリピンでは田舎の方に行くとアスファルトすらない場所が多く、バスが砂埃を上げて 走っていた。そういう状況が日本で起こるのは時間の問題だ。だけどその場所に住む人が縮小化を受け入れるかは別の問題のように思える。

人口の問題は興味が強く、人口とまちづくり、人口と不動産というようなテーマはとても好き

縮小ニッポンの衝撃

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